太鼓に使えるiPhoneアプリを紹介するシリーズです。
限られた練習時間の中で効果を上げていくには、練習メニューを効率良くこなすことが必要です。
そのために、タイマーで練習時間を区切って練習することは太鼓ハックの基本中の基本。
今回は、太鼓練習に役立つタイマーアプリ、その名も「楽タイマー」を紹介します。
時間を区切る必要性
1つの練習メニューにのめり込まないことが大事です。
やった方がよいと思う練習メニューはいくらでもありますが、練習時間は限られているのでその中から優先順位の高いものに絞って練習メニューを組む必要があります。
でも、例えば、新しい手順の練習などは、その練習にのめり込んでしまい、気が付いたらその練習だけしかできなかったといういことがときどきあります。
また、自分が楽しく叩けるレベルの練習も時間を忘れてやったり、優先してやったりしてしまいます。
毎日の練習のなかでこういうことが続くと、結果として、のめり込みやすい練習ばかりしていて、本当にやるべき練習に時間が避けていないということが起こります。
なので、練習をダラダラとしないために、時間をちゃんと区切って練習をすることが必要になります。
例えば、打ち込みは5分の3セット、リズムパターン練習は2分の10セットのように決めて、時間を区切って練習をしましょう。
そして時間を計るためにタイマーアプリを使います。
時計を見ながらやって何時までやることにしていたか忘れるとか、感覚的に大体2分と思っていたら5分もやっていた、ということが無くなります。
人間の感覚や記憶は曖昧です。
時間をシャープに計ることが、効率的な練習への第一歩なのです。
iPhoneアプリ「楽タイマー」
「楽タイマー」には、練習に役立つ3つの機能があります。。
- 無限ループできる。(例えば3分おきにアラームを鳴らす)
- インターバルの設定ができる。
- 計測時間を3つまでプリセットできる
「無限ループ」と「インターバル」を使って、例えば「3分練習して1分休憩」という練習がやりやくなります。
ボクシングの練習で、1ラウンド3分、休憩1分の区切りでゴングが鳴るのと同じですね。
カーン → (3分) → カーン → (1分) → カーン → (3分)
現在の私のプリセットは、以下のような設定にしています。
- 計測時間 1分、インターバル10秒
- 計測時間 3分、インターバル30秒
- 計測時間 30秒、インターバル無し
1は、2分間の練習メニューのときに使います。
例えばダブルストロークを2分するとしても、最初の1分間は左手スタート、後の1分間は右手スタートというように、2分の中でバリエーションを持たせています。
2は、篠笛のロングトーンの練習で使います。
ロングトーンしたあとは、休憩が欲しいのでインターバルは長めの30秒です。
3は、打込みやストレッチで使います
この設定は、やりたい練習内容とか、自分にスキルレベルとかで、徐々に変更してます。
「楽タイマー」の画面イメージ
ここから画面イメージです。
↓起動時は、こんな感じです。
シンプル!
真ん中の大きい数字が計測時間、右の小さい数字がインターバルです。
大きい数字のすぐ左下に丸で囲んでいる数字は、セット数字です。
上の画面だと、計測時間1分、インターバル10秒、実施済みセット数0回ということです。
画面をタップすると計測開始です。
↓計測中の画面です。
楽タイマーの計測中画面
真ん中の大きい数字はカウントダウンに設定してますので、残り43秒ということです。
1セット目の計測時間が過ぎるとインターバルに入り、次の画面になります。
↓インターバル中の画面
2セット目開始まで、インターバルあと10秒です。
見てわかるとおり、シンプルでわかりやすいですね。
このシンプルさが、練習効率に大事なんです。
以上、太鼓練習に使えるおススメアプリの第1回目でした。
次回以降、こうご期待。
2015.10.24 追記
言いたいことが曖昧だったので、文章を大幅に見直しました。
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