太鼓の構造と特徴
和太鼓は、木の胴と2枚の皮でできたシンプルな楽器です。ですが、胴の形状、皮の種類、皮の留め方によって、長胴太鼓、締太鼓、桶胴太鼓といったいくつかの種類に分類されます。ここでは、こういった和太鼓の構造的な特徴を中心に和太鼓という楽器を紹介してみます。
大人のための和太鼓入門
和太鼓やバチの種類といった基礎知識を説明する。
和太鼓は、木の胴と2枚の皮でできたシンプルな楽器です。ですが、胴の形状、皮の種類、皮の留め方によって、長胴太鼓、締太鼓、桶胴太鼓といったいくつかの種類に分類されます。ここでは、こういった和太鼓の構造的な特徴を中心に和太鼓という楽器を紹介してみます。
和太鼓といってまずイメージするのは、長胴太鼓ではないでしょうか? 長胴太鼓は、木の幹をくり貫いた胴に2枚の皮を張ったものです。胴の大きさによって、音の響きが違ってきます。太鼓チームの演奏において、長胴太鼓は主力の楽器となります。
桶胴太鼓は、桶状に板を貼りわせた胴を2枚の皮で挟んで締上げた太鼓です。胴が軽いので、持運びがしやすく、運送手段が限定されるアマチュアの太鼓チームでは良く使われる太鼓です。近年では、桶胴太鼓にストラップを付けて肩からぶら下げて演奏する「担ぎ桶太鼓」という演奏形態も人気です。
締太鼓は、鉄の輪に張った皮で胴を挟んで締め上げた構造で、他の太鼓に比べて小さく、テンテンと高い音がでるのが特徴の太鼓です。特徴的な高音を出すことから、チーム演奏でも目立つ存在であり、比較的上手な人がまかされる楽器です。
和太鼓を叩くとき、履物はどうしてますか? 裸足でしょうか? 地下足袋でしょうか? シューズでしょうか? アマチュア太鼓チームの履物について、私の個人的な見解です。