桶胴太鼓の魅力と用途

桶胴太鼓

和太鼓を始めようと思っている人やビギナーのために、和太鼓のという楽器にはどのようなモノがあるか紹介しています。

ここでは、グループ演奏におけるユーティリティプレイヤーともいうべき桶胴太鼓について紹介します。

桶胴太鼓は、その軽さという特徴から、平打ち、やぐら打ち、担ぎ桶とさまざまなバリエーションの演奏形態があります。演奏表現や音に幅を持たせるのが桶胴太鼓の役割になります。

尚、アマチュア太鼓団体がよく使う和太鼓の胴や皮の種類については↓この記事を参考にしてください。

桶胴太鼓とは

桶胴太鼓は、以下の構造をもつ太鼓の総称です。

  • 桶のように細い板を張り合わせて作った胴を持つ太鼓
  • 桶胴を2枚の皮で挟み、皮を紐で締め上げて留める

桶胴太鼓は、同じ大きさの長胴太鼓より軽いので、アマチュア太鼓団体にとっては運搬が楽なためとても重宝する太鼓です。

桶胴太鼓の最大の特徴は、ひもを締める強度で音のチューニングができること。これを活かして、グループで音質を合わせたり、わざとに音質をずらしたり、といろいろな遊びができます。

音は表面に広がるような軽快な音。長胴がドーンなら桶胴はバーンという感じです。

なお、桶胴太鼓には、大きく3種類の太鼓があります。

  1. 桶胴太鼓 (据え置きで使うタイプ)
  2. 大締太鼓 (やぐら打ちで使うタイプ)
  3. 担ぎ桶太鼓 (ストラップで肩から下げて使うタイプ)

据え置き型の桶胴太鼓

据置きの桶胴太鼓

1.5尺から2.0尺の桶胴太鼓を据え置きにして使います。

上から強く叩くことになるため牛皮を使います。馬皮では強度がもちません。

プロ奏者では、桶胴太鼓を複数台ならべて叩くのをよく見かけます。たぶん、チューニングを少しづつ変えて音の変化をつくっているのだと思います。

私の好きなプロ奏者でいうと、林英哲さんですかね。浅野太鼓から「英哲型桶胴太鼓」というのも出てます。

大締太鼓

大締太鼓

大締太鼓は、桶胴太鼓の中でも、大口径かつ長い胴をもつ大型な太鼓です。やぐらにのせて、正面打ちや横打ちで叩きます。

くりぬき胴の大太鼓に比べると軽く、比較的安価です。そのため、アマチュア太鼓団体では、大太鼓の代用品として大締太鼓を用いるとことが多いようです。

長めの竹バチで叩くのをよく見かけます。バンバンという他の太鼓とは違う存在感のある音色です。くりぬき胴にくらべて胴が薄いので、ビギナーでも残響を残しやすいです。もちろん、木のバチでも叩けます。

担ぎ桶太鼓

担ぎ桶太鼓

桶胴太鼓の中でも持ち歩きながら叩くことを前提にした小型軽量の太鼓のことを、担ぎ桶太鼓と言います。

担ぎ桶は、東北のお祭りなどで使われていましたが、プロチームが演奏で使用したことで、近年になって流行している太鼓です。

馬皮を使っており、パンパンっと歯切れの良い音がします。馬皮は耐久性が低いので、バチ樫バチのような硬いバチはNGで、通常はホウの木のバチを使います。

また、両面打ちといって、太鼓の2枚の皮を両方を打つ奏法ができ、他の太鼓とは一線を画す存在感があります。

軽くて一人でも持ち運びができるため、個人で購入してマイ太鼓にすることができます。

なお、担ぎ桶太鼓のカッコイイ演奏は以下のZi-Pangの動画を参考にしてください。こんなパフォーマンスができるようになりたいですね。

まとめ

ということで、桶胴太鼓の基礎知識を書きました。

和太鼓を始めようと思う人やビギナーの方に参考になれば幸いです。