締太鼓の魅力と用途

締太鼓

和太鼓を始めようと思っている人やビギナーのために、和太鼓のという楽器にはどのようなモノがあるか紹介しています。

ここでは、グループ演奏におけるコンダクターともいうべき締太鼓について紹介します。

締太鼓は、和太鼓アンサンブルの中では高音部を担う重要な楽器です。

締太鼓がない編成は、モノトーンな音色で、淡泊な演奏になります。締太鼓の音がはいることで、規律のある締まった演奏にすることができます。

尚、アマチュア太鼓団体がよく使う和太鼓の胴や皮の種類については↓この記事を参考にしてください。

締太鼓とは

「締太鼓」には、民謡やお座敷で使うタイプのものと祭囃子やグループ演奏で使うタイプのものがあります。後者を「附締太鼓」と区別して呼ぶこともありますが、通常、両方とも「締太鼓」とまとめて呼びます。

ここでは、組太鼓を主とするアマチュア太鼓団体で利用する締太鼓です。つまり後者の締太鼓について説明します。

締太鼓とは、

  • 鉄の輪に張った皮で胴を挟んで締め上げた構造
  • 牛皮
  • 胴はケヤキか集成材

といった太鼓です。

締める強さを調整することで音をチューニングすることができます。

テンテンという強く高い音が特色で、地打ちやセット太鼓で活躍します。

紐締め、ボルト締め、ターンバックル

皮を締める手段として、紐締、ボルト、ターンバックルがあります。

名前 説明
紐締め 縄やロープで締めあげます。きっちり締めるにはコツと労力必要です。カッコよく、重さも軽いのですが、締めるのが面倒というのがアマチュア団体には課題です。
ボルト締め 鉄の骨組みとボルトで締めるタイプです。鉄締めとも言います。チューニングはボルトを締めるだけなので簡単。課題はスパナがないと締められないということと、結構、重たいということです。
ターンバックル ターバックルという張力を調整する道具で締めます。扱いが簡単らしいですが、私は使ったことがないので良し悪しがわかりません。すみません。

3種類ありますが、チューニングが簡単なボルト締めがアマチュア太鼓団体にはおススメです。

リングサイズと皮の厚さ

皮の厚さや大きさによって5種類あり、並附、二丁掛、三丁掛、四丁掛、五丁掛と呼ばれます。

数字が大きくなるほど、皮が厚く、リングサイズも大きくなります。なので、数字が大きくなるほど強く締めあげることができます。

アマチュア太鼓団体では、二丁掛、三丁掛を使うことが多いようです。

締太鼓の用途

締太鼓は、特徴的な高音を出すことができることから、さまざまな演奏表現で用いられます。

地打ち(下拍子)

一番オーソドックスなな演奏形態ですね。

締太鼓1台か2台で、「テンテケ、テンテケ」とか、「テッケ、テッケ」などの下拍子を専門に担当します。

楽曲のスピード感を左右するとても大事なパートです。

締太鼓と長胴太鼓のアンサンブル

締太鼓もメインパートの一部を担い、長胴太鼓とアンサンブルする形態です。

締太鼓パートと長胴太鼓パートで、掛合いやパートソロをしたり、ユニゾンで合奏したりします。

いろいろなプロチームがメインにしている形態ですね。

ピタッとそろった締太鼓パートのソロは、とっても目立ちます。カッコいいです。

セット太鼓

一人の奏者が複数の太鼓を組合せて叩く奏法をセット太鼓といいます。ドラムセットのようなものですね。

太鼓の組合せ方は人それぞれですが、締太鼓、長胴太鼓、桶太鼓の3台の組合せを3点セットといい、ミニマムの構成となります。

高音部を担う締太鼓は、セット太鼓においてもなくてはならない存在です。

まとめ

ということで、締太鼓の基礎知識や用途について書きました。

創作系のアマチュア太鼓団体だと、ボルト締めの2丁掛け、3丁掛けのところがが多いと思います。ボルト締めを購入する場合は、近くのホームセンターなどでスパナの購入もわすれずに。

和太鼓を始めようと思う人やビギナーの方に参考になれば幸いです。