和太鼓で16分音符が苦手な人のためのタイミング練習方法(その3)、練習楽譜(PDF)のダウンロードあり

全国の和太鼓Loverのみなさん。16分休符ってタイミング取りにくいですよね?

16分音符のタイミング練習の方法その3です。16分音符の譜面を読むのが苦手な人、16分のタイミングを取るのが苦手な人におススメの練習方法です。

今回も記事下部で練習楽譜(PDF)のダウンロードができます。

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更に順列パターンを増やす

16分音符で叩くタイミングを練習する方法の第1回目の記事では、2小節8拍の長さで「ABAA BABB」という形に当てはめて練習する方法を紹介しました。

第2回目の記事では、順列「ABAA BABB」を順列「AABA BBAB」にすることで練習フレーズのバリエーションを増やしました。

第3回目となる今回は、さらに順列を2つ追加します。追加する順列はコレ。

  • 「ABBA BAAB
  • 「ABAB BABA」

これで、第1回目から3回目を合わせて4つの順列パターンでの練習フレーズができました。

  • 「ABAA BABB
  • 「AABA BBAB
  • 「ABBA BAAB
  • 「ABAB BABA」

Aが4個、Bが4個の並べ替えをしているので、他にも「AAAA BBBB」や「AAAB BBBA」、「AABB BBAA」という順列も作れます。これらは並びが単純なので初心者はまずこの単純な順列から始めた方が良いです。この練習方法に慣れてきたらより複雑な順列の練習に移りましょう。

この練習で目指すところ

4拍子16分音符の感覚に慣れる

4拍子16分音符の感覚に慣れます。「ドコドコ ドコドコ ドコドコ ドコドコ」で1小節という感覚を養うことができます。この感覚を安定させることがまずベースとなります。

16分音符の休符に慣れる

16分音符の休符に慣れます。「ドコドコ ドコドコ ドコドコ ドコドコ」という1小節(=4拍)の中で、どこに16分音符の休符が出てきても大丈夫になります。まずは、休符の少ないものから練習をはじめ、慣れてきたら休符の多いパターンを練習しましょう。 特に「スコドコ」「スコドン」など拍の頭が休符のリズムは難易度が高いのでよく練習しましょう。

16分音符の基本的な手順に慣れる

16分音符の基本的な手順に慣れます。「ドコドコ」はRLRL。休符の場合は、その手を休めます。「スコドコ」なら1打目のRを打たないので「○LRL」となります(○は手を休める)。この考え方をナチュラルスティッキングといいます。

16分音符の応用力をつける。

4種類の順列×10個のリズムパターンで合計40個のバリエーションを紹介しました。16分音符でできたフレーズを機械的に並べ替えただけですが、機械的な組合せを満遍なく練習することで、自分の得意・不得意なフレーズをなくし、どんな楽曲でも対応できる応用力をつけることができます。

練習楽譜のダウンロード

今回追加した2つの順列パターン「ABBA BAAB」と「ABAB BABA」の練習楽譜です。

下の画像をクリックorタップするとPDFファイルが表示されます。

■「ABBA BAAB

thumbnail of 16bu-timing-ABBA-BAAB

■「ABAB BABA」

thumbnail of 16bu-timing-ABAB-BABA

練習の時の注意点

練習のポイントは以下のとおりです。

  • ゆっくりのペースから始める。
  • メトロノームを必ず使う
  • 足で拍子をとる。

まとめ

16分音符のタイミング練習のための楽譜のその3でした。

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