上の鼓童の動画のを見てください。
担ぎ桶太鼓の両面打ちってカッコいいですよねー。
「これが両面打ちだ。どうだ、すごいだろう」って見せつける感じで叩くのではなく、いろいろなリズムをさり気なく両面を使って打ち分けているのが良いなと、個人的には思います。
で、そんな両面打ちができるようになるための、基礎練習方法です。
左手で自由に両面を打ち分ける
両面打ちのポイントは、左手で表面と裏面をきれいに、自由に叩き分けることです。
そのためには、しっかりと両面を叩けるよう、左手を強化することがまず必要です。
練習は単純で、左手だけで両面を打ちます。リズムは基本的な簡単なものでOKです。大切なのは、ちゃんと打面にあたるように丁寧に打つことです。
例えば、メトロノームに合わせて、3分間、以下のようなリズムを打ちます。
- 左手だけで、表と裏を交互に8分音符を打つ。「ダカダカ ダカダカ」という感じ。
- 左手だけで、ドンドコを打つ。「ドンド」は裏、「コ」は表を打つ。
- 左手だけで、ドンドコを打つ。表と裏を1発づつ交互に叩く
テンポは、両方の面とも丁寧に打てるリズムでOKです。これを継続的にやれば、左手をコントロールする力が伸びると思います。
両面打ちのスピードアップ
「ダダダダ ダダダダ」と速いテンポで両面打ちを叩くための練習です。速筋を鍛えます。
- 30秒間、両面打ちを全速力で叩きます。
- 30秒休みます。
これを3セット~5セットやります。
太鼓でダッシュ走をやるみたいなもんですね。
こいつは疲れますが、スピードアップには効果あります。
左手のみでやったり、左右交互(シングルストローク)でやってみたり、いろいろなやり方でやってみましょう。
自宅での練習方法
両面打ちは速筋が大事。速筋は使わなければすぐに動かなくなります。なので太鼓が叩けない自宅においても、速筋を使うような練習が必要です。
- 両手を前にのばします。(前へならえのポーズ)
- そのまま高速で両手をクロスさせたり広げたりします。そのとき左手が右手の上を通過するようにします。
これを高速で50回、2セットやります。
まとめ
両面打ちはちょっとサボるとすぐに元にもどってしまうので、継続的にやる必要があります。
両面打ちの基本的なやりかたは、諏訪工芸さんの太鼓チャンネルが参考になります。
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