和太鼓の楽譜を早く覚えるコツ

新しい楽曲やフレーズを早く覚えるコツは、楽譜を見る頻度を増やすことです。

いつでもどこでも楽譜を持ち歩き、1日に何回もその楽譜を見る習慣をつけましょう。

ここでは、楽譜を見ることを習慣にするための工夫を紹介します。

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楽譜を見る時間と場所を決める

時間が空いたときや気が付いたときに楽譜を見るのではなく、1日の中でココでは楽譜を見るというタイミングを決めておくと良いです。

例えば、生活する上で毎日行うイベントのタイミングに合わせると、習慣化しやすいです。

  • 起床してすぐ
  • トイレの中
  • 帰りの通勤電車の中
  • お風呂
  • 寝る前

長時間、楽譜を見る必要はありません。5分で良いので必ず見るようにします。

1回の時間より頻度が大事です。

楽譜を取り出しやすくする

すぐに楽譜がとりだせるようにしましょう。

楽譜を見る時間になったとき、楽譜をカバンや自分の本棚から取って来るのは面倒です。

例えば、寝る前を楽譜を覚える時間と決めたとして、寝室に入ってから楽譜が別の部屋にあると気づいた場合、面倒なので「今日はもういっか!」となりますよね。

私は間違いなく、そうなります。

面倒は習慣化の敵です。

なので、面倒なことを面倒ではないようにする工夫が必要です。

方法は3つあります。

  1. そこに楽譜のコピーを置いておく。
  2. ポケットに入る小さな手帳に楽譜を貼って携帯する。
  3. 電子化してスマホに入れて持ち歩く。

それぞれ一長一短があり、私は3つの方法を適宜使い分けています。

【工夫1】楽譜のコピーを各場所に置いておく

トイレや寝室など、楽譜を覚える各所に、楽譜のコピーを置いておきます。

この方法の長所は手軽にできることです。コピーするだけですから。

また、紙なので視認性も良いです。

ただ、楽譜が増えてくると置く場所に困ります。

「今はこの1曲に集中」というようなときに適しています。

【工夫2】小さな手帳に楽譜を貼って持ち歩く

楽譜をコピーして、ポケットに入るような手帳に貼り付けます。

そして、そのポケット手帳をいつも持ち歩きます。

手帳1冊には、それなりの量の楽譜が貼れますので、複数の楽曲を同時並行で覚えるときに便利です。。

また、少し前に覚えた曲を思い出すときにも使えます。

デメリットは、コピーする、切り取る、張り付けるという手間がかかることですが、これは、慣れれば苦にならない作業と思います。

切り取って貼るというのは、必要なところだけ切り出したりして貼ることもできるというこたです。ここが、この方法のミソです。

練習用の課題曲とか、難しいフレーズだけとかを切り出して、手帳に貼っておくと便利です。

【工夫3】電子化してiPhoneに入れて持ち歩く

楽譜の写メを撮るか、スキャナーで電子化し、それをスマホに入れて持ち歩きます。

楽譜をスマホで持ち歩こう(参照記事)

スマホは、いつも持ち歩いていて、すぐそばにあるものなので、楽譜をみたいときにサっと取り出すことができます。

この方法の長所は、大量に楽譜を持ち歩けるといういことです。最近のスマホなら、楽譜の写メを100枚撮っても、容量への影響は小さいでしょう。

また、紙と違って、暗い所でも楽譜を見ることができます。 これは、電気を消した寝室で、寝る前に楽譜を覚えるときに便利です。

短所は、視認性が紙よりは劣ることです。楽譜1ページを全て画面に表示すると、かなり音符が小さくなって読めません。楽譜の一部を拡大表示して、スクロールしながら読むことになります。

したがって、電車の中、トイレの中、寝る前、などに楽譜をみて暗譜をするときに使っています。

まとめ

楽譜を覚えるコツは、一日に何度も見るしかありません。

さっと楽譜を取り出せる、面倒を感じない環境を作ることが肝です。

「がんばって」楽譜をみよう、という気持ちだけでは長続きしません。

気持ちと環境の両輪を回すことで、効率的に暗譜することが可能となります。

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